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内部監査の分析的手続(前)

唐突ですが、分析的手続について。

IIAの「専門職的実施のフレームワーク」実践要綱に
「2320-1:分析および評価
1.分析的手続は、監査業務において収集された情報を評価する際に、
効率的で有効的な方法を内部監査人に提供する。評価は、内部監査人に
よって識別または作成された期待(値)と情報を比較する。
分析的手続は、以下を識別する際に特に有効である。
●予想されない差異
●予想される差異がない状態
●潜在的な誤謬
●潜在的な異常や違法行為
●その他の通常で発生しない、または繰り返されない取引や事象

2.分析的手続は以下を含む。
●当期の情報と前期の類似情報の比較
●当期の情報と予算または予測との比較
●財務的情報と適切な非財務情報との関連性の調査
 (例えば、給与支出の記録と平均従業員数の変化を比較する)
●情報の要素間での関連性の調査
 (例えば、支払利息の変動と関係する負債総額の変化)
●他の組織体の類似情報との比較
●同じ業界の類似情報との比較

3.分析的手続は金額、物理的数量、比率、または割合を利用して行われる
場合もある。特定の分析的手続は比率、傾向、回帰分析、合理性テスト、
期間比較、予算、予測そして外部の経済情報との比較等を含む。
分析的手続は、内部監査人がさらなる監査手続が必要な状況を識別する
支援をする。内部監査人は「基準」2200に含まれるガイドラインに従い、
監査計画の策定において分析的手続を実施すべきである。」

長々引用しましたが、分析的手続とは、要は1.●(異常)の状況を識別するために、
2.●・3.の手法(手続)を内部監査計画策定前に適用して実施するものです。

会社の中には、ほんと大量の予実績比較資料等がありますよね。
内部監査部門には、当然にそういった資料は回付されてくると思います。
(あっ、そういえばうち(の部門)には、ほとんど回ってきてないような・・・(涙))

予実績比較資料を見て、あれっこの乖離は異常だな、何かおかしいなと感じる。
その理由等が資料に明記されていなければ、更なる調査(ひいては監査実施)を
検討する。これって立派な分析的手続です。

こういった身近な(?!)分析的手続もありますが、今回は自分にとって敷居の高い
財務情報に対しての分析的手続の手法について見ていきます。(続く)
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テーマ : ビジネスブログ
ジャンル : ビジネス

tag : 分析的手続 専門職的実施のフレームワーク

プロフィール

だいぶ監査人

Author:だいぶ監査人
某製造業の内部監査部門に勤務する中堅どころの内部監査人です。内部監査部門に配属となり丸3年が経ちました。これからも内部監査の仕事に夢と希望を持って携わっていきたいです。

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